ニチアサはドカドカ雪の積もった新潟からスーパーダッシュで帰京。
そのまま「声優教室カリスノード」さん主催のワークショップ講師のおしごとへ!
からの…
ウソだろ!? ってぐらいの快晴!
WSは二日間あり、初日が「演技(座学/実技)」二日目が「ナレーション」という構成。
http://www.charis-node.jp/cal/st_winter2016/index.html
演技のほうは夏にも開催していて内容は同じ。…なんだけど、やっぱりその日の参加者の空気でいろいろと変わってくるので、結果的には毎回違うモノになります。もちろん今回も。
内容としては、
【演技】
・せりふを発するまでのさまざまなアプローチ(ベラレーヌやステラアドラーのメソッドを参照してます)
・感情を表現するためのアクションの方向性(内、外、その外、など)
・会話を6段階に分解し、場に適したことばのコントロール
【ナレーション】
・客観的視点である始高終低の読みだけではなく、主観的なモノローグやストレートトーク系のナレーション
・主語、述語、修飾語を理解して文の構成に合った表現を見つける
・読み、語り、喋り、の違い ・声のトーンの決定(距離感やウィスパーの調整)
などなど、てんこ盛り。
…すげぇちゃんとして見えるぅ!なんか恥ずかしいぃ!
参加者もプロアマ混在の濃厚な時間を過ごせました。与える側なのにやはり得るものも多かったなあ…感謝です。
最近はこうやって人に教える機会も増えてるのだけど、その時のぼくのこだわりは
「今すぐ理解して今すぐ上達してほしい」
という気持ちで接すること。
もちろん学ぶことは時間がかかるのだろうけど、教える側が「これは時間かかるから今はムリかなー」なんてスタンスだと、それは何か違うのではないかと思ってしまうのです。
気づきは10年後かも知れないし、今この瞬間かも知れない。
…たんにぼくがセッカチなだけなんだけど!
てなこんなで激動の週末が終わり、今週もザッツ師走な日々の予感です。
乱歩奇譚のアレコレや、クジカンキカクのアレコレ、そして、鈴木区2月公演の稽古もスタートと、いろんなものが押し寄せてきますが、ぜんぶ楽しみなのでフルOK!
まだまだ2016年は終わらないよ。残りも頑張ろうー!
カリスノード校長の布施雅英氏とパチリ。